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産業オートメーション事例(IoT組込みゲートウェイとしても使える組込みPC「EPC-U3233」)

2021/02/02
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産業オートメーション業界では、「小型な組込みPC」を求める声が多いのが現状です。現状、製造プロセスにおいては、限られたスペースでも演算能力高いコンピュータが必要とされていますが、今や、スマートファクトリ―では周辺機器だけでなく、同時にマシンビジョンやディープラーニングといったアプリケーションを実現する「高速処理が可能な組込みPC」が求められています。

課題

産業用オートメーションを用いるアプリケーションでは「堅牢な筐体」「幅広い入出力ポート」「最適な演算能力」が必要とされます。そして同時に「AI×IoT」を用いるのであれば、「グラフィック分析性能」や「小型なフォームファクタ」がこれまで以上に重要です。

こうしたエッジ環境で稼働するコンピュータや周辺機器、そして工場の設備を一体化させることで自動化を実現する「Holistic systems(包括的なシステム)」は、ますます複雑化の一途を辿っています。こうしたシステムでも、運用コストは時間単位で計算されるので、時間が伸びてしまえば莫大なコストが必要となってしまいます。もはや、システム統合を避けることはできず、こうした統合自体のプロセスも重荷となっているのです。

こうした負荷を減らすべく、スマートファクトリでは「パワフルで小型な組込みPC」と「効率的なシステム統合」と必要に迫られているのです。

ソリューション

アドバンテックの「EPC-U3233」は、産業用オートメーション向けに開発されたパームサイズの組込みPC です。Intel® Core-i CPUプラットフォーム i7 プロセッサー(最高で第8世代)に対応し、マシンビジョンやディープラーニングといったアプリケーションの複雑なマルチ演算を実現します。また、COM×4、USB×2、HDMI×2、GbE LAN×2、16-bit GPIO、M.2×3の拡張機能を搭載することで、スマートファクトリ―の用途でのデバイスI/Oポート、拡張ポートに対応します。さらに、M.2 M-Key NVMe PCIE x 4 を特長としており、高速データストレージの読み書き能力を活用することで、潜在的な演算機能を一層高めることができます。また、アドバンテック独自の堅牢設計で、静電気放電が発生する過酷な環境下(8~15kV)でも動作が可能です。

「簡単な2ステップインストール」、そしてDRAMやM.2モジュール・SIMカードなどの周辺機器も「数分で接続が可能」なため、インストールに時間や費用を費やすことはありません。

このように、アドバンテックの「EPC-U3233」は、運用時間や費用を削減しようと考えている方に最適な選択肢でしょう。

Advantech’s ruggedized design can operate in harsh industrial environments where ESD exposure reaches levels of 8kV/15kV. With a simple two-step installation, peripheral devices such as DRAM, M.2 modules, or SIM cards can be integrated within minutes, saving on installation costs. Advantech’s EPC-U3233 is an excellent choice for system integrators seeking to reduce their operative time frame and slash related expenditures.

組込みコンピュータ EPC-U3233

  • 過酷な運用環境でも稼働できる「堅牢で小型なフォームファクタ設計」
  • i7-8665UEまでファンレス駆動
  • M.2拡張×2、HDMI×2、LAN×2、USB 3.2 (Gen2x1)×2