アドバンテックとFETCが、タイで次世代ETCシステムを実装
2021/11/15
2021年11月9日 - アドバンテック(TWSE:2395)は、次世代交通管理システムのプロフェッショナル集団であるFar Eastern Electronic Toll Collection Co,Ltd (FETCインターナショナル)と協力し、次世代のETC管理プラットフォームを共同で開発。 タイでの最初の実装を行いました。 このETC管理プラットフォームは、アドバンテックのIoTプラットフォームであるWISE-PaaSを活用しており、運用・保守担当者が迅速に問題を解決し、システムの運用コストを削減するのに役立ちます。 今後両社はヨーロッパ・アメリカでの採用も視野に、東南アジア地域への展開を進めてまいります。
アドバンテックは、FETC International社と共同で、タイにおける次世代のETC管理プラットフォームを構築しました。
台湾高速道路で築かれた技術がアジアに展開
アドバンテック CTO Dr.Allan Yang コメント:
「アドバンテックは2013年からFETCと協力関係にあり、このソリューションは、FETCの知見とアドバンテックのICTに関する強みを活しています。東南アジアにおけるアドバンテックのグローバルかつ地域に密着したサービスネットワークを活用することにより、両社は今回、タイのプロジェクトのための次世代ETC管理プラットフォームを開発することができました。この管理プラットフォームは、アドバンテックの産業用アプリケーションソフトウェアM2I/MachineUnite(Machine-to-Intelligence、M2I)に基づいており、FETCインターナショナルの機器統合、機器管理、データ可視化への要件を完全に満たしました。更にこのプラットフォームは、メンテナンス作業を支援し、トラブルシューティングに関わる時間を大幅な短縮を実現しています。」
「アドバンテックのWISE-PaaSプラットフォームを活かした、タイのプロジェクトに関するアドバンテックとの協力関係は戦略的に非常に重要なものとなりました。ETCシステムは、ノンストップ、高性能システム動作を保証するために何千ものIoTセンサを使用するので、各料金所ではノンストップ(24/7/365)での設備の健康状態を監視・管理する必要があります。アドバンテックのWISE-PaaSは、データ統合と管理のための見える化されたスマートプラットフォームが提供されており、FETCのETC分野における蓄積された開発・技術知識を組み合わせることで、すべての高速道路料金所の試行を迅速かつ効率的に見ることができるだけでなく、3DやVR技術を活かし、さまざまな場面で各センサの点検を可能にし、運用・保守担当者がタイムリーなアクションを実行して問題を排除・解決し、保守コストを削減し、トラブルシューティング時間を短縮できるようにしました」