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アドバンテック、AIおよびマシンビジョンアプリケーション用途に最適なNXP i.MX8 QuadMax搭載 ROM-7720 Qseven2.1モジュールを販売開始

2020/04/01
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産業用コンピュータの分野において世界トップシェアのアドバンテック株式会社(Advantech Co., Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区、社長兼日本地区最高責任者:マイク小池、以下アドバンテック)は、NXP社 によってi.MX8 QuadMaxベースの製品開発とその販売を許された企業の1社としてクアッドオクタコア高性能プロセッサのNXP Arm® CortexTM-A72 i.MX8を搭載したArmベースQseven 2.1モジュール、ROM-7720を発表しました。ROM-7720は、ビデオデコード用のH.265 、H264ハードウェアアクセラレーターエンジンと画像処理用の追加GPUを使用して、HDMI2.0経由で4K解像度をサポートします。OpenVXを使用することで、IoT時代のAI、マシンビジョン、ビッグデータ処理および分析アプリケーションにとって最適となります。

ビジュアルプロセッシングのための強力なコンピューティング機能

ROM-7720は、NXP i.MX8 Quad Max SoCを採用しています。これは、2つのCortexTM-A72、4つのCortex-A53および2つのCortex-M4Fプロセッサコア、および画像、データ処理、および分析アプリケーションを開発するためのOpenGLES、OpenCL、OpenVL(vision)SDKをサポートするVivante GC7000XS / VXグラフィックエンジンを統合しています。また、HDMI2.0(3840 x 2160 @ 60Hz)のディスプレイ出力、複数ディスプレイ用のデュアルチャネル24ビットLVDS、および2 + 4レーンMIPI-CSIカメラ入力をサポートします。ROM-7720は、高解像度ディスプレイを提供し、様々なマシンビジョンアプリケーションのカメラ要件を満たしています。

AIおよびマシンビジョンアプリケーション用の最新高速インターフェイス

ROM-7720は、Armプラットフォーム用のUSB 3.0、PCIe 3.0、およびSATA 3.0を含む最新の高速I / Oを提供します。新たなAIおよびマシンビジョン開発を強化するSSD、5Gセルラーカード、FPGA ICなどのペリフェラルを拡張するために、効率的なインターフェイスを提供します。

付加価値の高い組込みソフトウェアサービス:AIM-Linuxサービス

アドバンテックは、柔軟で長期的なサポートを通じて、ソフトウェア開発を加速するのに役立つ、Linuxアプリケーションに関連し、産業用そしてモジュラー(AIM)用のフレームワークをサポートする予定です。AIM-Linuxサービスは、検証済みの組込みOSプラットフォームと、産業用に特化したアプリとSDKを提供します。ユーザーはこれらを通じ、垂直ソフトウェア開発に特化するために必要な組込みソフトウェアツールを簡単に選択できます。

ROM-7720 Qseven 2.1モジュールの主な機能

  • 2つのCortexTM-A72、4つのCortex-A53、2つのCortex-M4Fを搭載したNXP i.MX8 クアッドマックス 8コアプロセッサ
  • 64ビットLPDDR4 2GB / 4GB
  • 4K H.265デコーダー、HD H.264エンコーダー機能
  • オンボードQSPIフラッシュ256MB、eMMCフラッシュ8GB、SPI / MMC / SDまたは   SATAからのブートセレクション 
  • OTG、4K HDMI、デュアルレーンMIPIカメラを搭載した3つのUSB 3.0
  • Yocto LinuxおよびAndroidでのマルチOSサポート