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より効率的な検査を実現し簡単に運べるコロナ検出装置

2021/12/16

製品紹介

迅速かつ便利なコロナウイルス検査は、パンデミックを把握する上で重要なツールです。特別な検査室がなくても、医療従事者が感染状況を迅速に診断することができます。

今回紹介する事例では、こうしたニーズを満たし簡単に運べるコロナウイルス検出装置を開発した事例をご紹介いたします。このプラットフォームでは、アドバンテックのPCAPパネル「IDK-1110P」を活用し、様々な診断とヘルスケアマネジメントを実現しました。

システム要件

コロナウイルスの感染リスクを低減しつつ迅速な検査を実現するためには、手袋を着用して操作でき医療環境に準拠したソリューションが必要でした。そこで、あるお客様は、わずか15分で複数の検査結果を得ることができるエンドツーエンドのコロナウイルス検出装置を開発しました。このソリューションを用いることで、医者や看護師が診察室にいなくても検査することができ、感染の影響を受けないこのソリューションは、非常に強力なツールです。

製品概要

このプラットフォームには、アドバンテックの10.4インチのPCAPパネルディスプレイ「IDK-1110P」(1024x768 XGA解像度)を採用しています。バックライト輝度は500nitsで、病院などの屋内・半屋外の環境に適しています。このパネルには、手袋をしたままの操作を行える10点式投影型静電容量式タッチ(PCAP)ソリューションと抗指紋表面コーティングが施されており、画面上の汚れを軽減し、簡単に清掃を行うことができます。

IDK-1110Pは、LVDSをサポートしており、バックライト駆動ボードを使用してアドバンテック製のシングルボードと簡単に接続することができます。また、BIOSはすぐに設定できるので、開発を迅速にし、Time-to-Marketを短縮することができます。そして、タッチ機能は、プラグアンドプレイが可能なUSBを利用し、Windows 7以上のOSで使用する場合、特定のドライバのインストールやキャリブレーションを必要としません。さらにPCAPによる医療用手袋を着用した状態での操作を実現することで、伝送防御をさらに強化しています。診察室での使用時には、電気的干渉を最小限に抑えるEMIシールドにより、誤動作を防ぐことができます。

結論

アドバンテックの10.4インチPCAPパネル「IDK-1110P」は、この検出装置に必要なニーズを満たしました。アドバンテックは、様々な分野の現代的な課題に対応するソリューションを提供し続けています。

システム構成